川崎市 イサオ歯科クリニック 院長ブログ

川崎市中原区新丸子で開業している歯科医院の日常をお話しいたします。

2018年01月

薬より効く!咳を止める裏ワザ!!

薬より効く!咳を止める裏ワザ!!

https://ameblo.jp/salon-de-sol/entry-11959521482.html

 

ある元従業員からの年賀状から

ある元従業員からの年賀状から

歯科医師にまともな義歯(入れ歯)を作製する能力はあるのでしょうか?
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すでに20年近く前にパートで働いていた方からの年賀状です。昨今は歯科インプラントという、金属のネジ釘を肉を切り裂き骨に穴を開けて打ち込み、骨と癒着させたのちに歯みたいな“物”を打ち込む方が増えてきています。

ただ初期の頃(約30年以上前)と比べて、成功率?という歯科医師発表の数字がでまわっています。

ですが、あくまで異物なので初期はいいとしても、経年的に問題を起こすかどうかは別でかなり問題も起こってきているようです。

入れ歯という取り外し式の異物がありますが、インプラントというものは、これを骨の中に食い込ませたものと私は認識しています。

確かにとりはずして掃除する必要もないのでしょうが、バイキンが隙間から入りやすいという致命的問題もかかえていますし、昨今ではその値段の高さに私は驚いているというより本当に支払う人がいるのかと疑問をもっていました。

値段が高い、怖い、とかいろいろな理由で入れ歯を選択される方が多いのでしょうが、例え費用をかけたとしても満足している人も、何ら問題も起こさずに何十年も使用している方も皆無に近いようです。

理由というのは、歯科インプラントは保険がきかない自由診療ですから幾らでも自分で価格を設定できるといううまみがあるからでしょうか。保険に採用されて入るためにまともな材料と評価をもらえない義歯(入れ歯)は

患者さんも何故保険でできないのかと言われる方がいるのです。家に例えればプレハブ住宅である価格でやれ!と言われているに過ぎないのです。そして採算にあわない。

これではもともと無理な話なのです。自由診療で作成した義歯でも満足されている方はあまりいない訳ですから、義歯は相当経験を積まないといいものができないのです。

30年以上前に習いました歯科インプラントですが、リスクがある割には簡単に考えて穴を開けて埋め込み後から問題を起こしているようでした。

技術的には、さほど難しいものでもなく(ただ、現在ではかなり危ない歯科インプラントをやる方が出てきています。)入れ歯で咬めない、発音が悪い、痛いとかのクレームが多いようですから増えてきてるようです。
確かに、義歯については、技術的に難しく頭も使い費用もある程度かかり、満足な物を作れない歯科医師があまりにも多いからでしょうか

テレスコープタイプ(歯に内冠という金属を付けた後外側に外冠を組み込んだ入れ歯が装着した、茶筒タイプ)

最近では歯科医学的な事を無視して作成されたミラクルデチャーと呼ばれるゲテモノのようなふにゃふにゃした入れ歯を作製する歯科医師が多いように思います。
テレスコープタイプは初めは歯牙にかっちり入っているので動揺もなく良く噛めるようですが、歯に負担をかけるタイプの入れ歯は、いずれ歯が割れたり歯周病で抜け落ちるのです。それ以外にも内冠が取れたりとかあらゆる問題も起こしています。

そして値段はインプラント並みに高額であること。
最近でいうミラクルと名の義歯?では痛みはないが殆ど噛めないという事実、歯牙が割れたりぐらぐらの歯周病で抜け落ちる方が多いのです。

診察や残存歯の状態より治療は長引きますし、それがある程度治癒してからでないとまともなものはできないのです。

入れ歯の知識もない方は、簡単に歯科医院の広告の宣伝文句(詐欺的です。)に騙されないようにしなければなりません。

10年以上前の鬱病の女性患者さんからの年賀状。毎年欠かさず届きます。

神奈川県川崎市の歯科、イサオ歯科クリニックです。

2018.1.3.(水曜日)
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10年以上前の鬱病の女性患者さんからの年賀状。毎年欠かさず届きます。

元々は、顎が痛くてご飯が食べられないという主訴での来院でした。

原因は17年前から服用している精神安定剤や睡眠導入剤の薬の副作用でした。それでやめた方がいいという話しから、どうして内服するようになったかをお聞きしました。

Classical homeopathyでは、narrativeといいまして相手の話に傾聴するというやりかたをします。暇で時間がありましたから身の上相談となりました。忙しい精神科の先生では、薬の処方しか保険点数はありませんから現在のシステムでは不可能でしょうね。

高校生の多感な時期に父親が女性と駆け落ちをして家を出て行ってしまったのです。それがショックでそれ以来鬱病になってしまったらしいです。

そして結婚した相手の方も仕事がうまく行かない自営業者で、共に鬱になっているということでした。

あまりにかわいそうでしたので、必ず治してあげるからと勇気ずけたのです。顎の治療は一回で終了して、薬を控えてもらい改善。

鬱については、父親に対する憎しみからの発症ですからそれを改善する方法として内観法を薦めたのです。

両親から受けた恩や迷惑をかけたことを思い出す訓練です。後は瞑想法でしたか
ですから治療と言ってもたった二回の来院だけだったのです。

鬱については大体数か月でクスリを服用しなくても大丈夫になったと後でお礼の手紙がきました。
病は心から来ることもありますから。心の鍛錬も必要ですね。

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