神奈川県川崎市の歯科、イサオ歯科クリニックです。

2017.9.24.(日曜日)
。。。。。。。。。。。。。。

2013に書いた文章より

症状を抑える薬を飲み続けることは危険です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
突然来院された80歳のおばあさん、物が歯に詰まり不快だとか。寝そべるようにすると耳鳴りが酷くなり頭がおかしくなるとか。

でも椅子に座り横たわりませんとお口の中は拝見できないので事情は理解できないのです。そこでなん...とか座ってもらい簡単に診察して事情が読めてきました。

そして病歴をお聞きして分かった事は何十年も血圧の薬と睡眠導入剤を服用しているのです。この薬の副作用はひどくて耳鳴りとかメニエール症候群という診断のもとに又薬を飲んでいるのです。

長年服用している薬は、自律神経をおかしくしますからこれが原因と推察できました。

今の保険制度はよいところもありますが、安くて診断する時間がなく、すぐ薬という具合になり薬害と医療費の暴騰でどうしようもなくなりつつあります。

緊急な時以外では、症状を抑える薬を飲み続けても症状を抑えているだけですからよくはならないのです。

薬で病気は良くならない事を理解すべきです。無駄な時間と無駄なお金と新たな病気を誘発するのです。注意しなければと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
例2

随分昔に来られたおばあちゃん、突然痛いと来院。確かに歯の中の治療(根管治療)はあまりよいとは言えませんが本人に言わせると20年以上前やったとかで痛みも出ないので放置していたのですが、突然自発痛で来院。

「あたしゃ忙しいから早く直し?といてくれ」と、のたまわれました。歯医者に行く時は何か物を入れるからこういう発想になるのですね。

残念ながら治療は困難を極めましたが何とか痛みもなくなり、数回の治療後、どうしてそんなに忙しいのかと尋ねたのです。

答えは数十年にわたり血圧の薬となんとかの病気の薬を服用しているとのこと。最近突然背中が痛くなり整形外科を受診。又薬を飲みましたところ、直ぐに皮膚が痒くなり目が乾燥しだしたので又薬とか。皮膚科と眼科という具合です。

それから歯が痛くなったとか。毎日病院通いで忙しいから歯ぐらい早く治さないと時間がなくなるとか。

“治す”と“直す”の違いは天地程違うのですね。

あまりため息を付き悔やんでばかりいた方でしたから、「とにかく騙されたと思って今新しく飲み始めた薬をやめて、昔から服用している薬も程々にしてその代わり水分を沢山取られてはいかがでしょうか?早く治りますよ!」ときつく話いたしました。

越権行為かもしれませんが、一人の方に服用させる薬は一種類であるべきではないかと思うのです。そして原因を調べてその原因を取り除くことこそ治療では一番大事なことではないかと思います。

しばらくして来院されたのでお聞きしたら不思議なことに症状はなくなったとか。

 当間のことですが、症状を抑える薬を幾ら飲み続けても病気がよくならないのは常識なのですね。

症状は体の治ろうとしているサインなのです。抑えようとすることこそ問題なのです。根本を治すしかないのです。

歯科でもそうです。病気を治す事が大事で何かを入れることはやむ得ずすることで本来は身体にとり異物ですからあまりない方がいいのですね。