dry socket の治療法

下顎の親不知を抜歯したのちに、かさぶたである血餅と呼ばれる塊りが取れて、骨がむき出しになり痛みが続くことをdry socket といいます。



ガーゼで保護する

この方法は、抜歯した後の穴を軽く消毒した後に、ガーゼに抗生物質を塗って傷口を覆ったり、そのガーゼを詰めたりする方法です。

抜歯後の穴にガーゼを詰めることで、刺激が直接骨に当たることを防ぎ、痛みを和らげることができます。 ただ、同じガーゼをずっと詰めておくのは不衛生ですので、25日に一回ガーゼを詰めなおす必要があるので注意してください。

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軟膏を注入

考え方は先ほどのガーゼで保護するものと同じです。ガーゼの代わりに、抗生剤入りの軟膏を詰めて、傷口を保護し、痛みを和らげます。

 ドライソケットは、傷口を乾燥させた状態だと治りが良くないそうです。

軟膏を注入すると、傷口を湿った状態に保つことができるので、歯茎の再生も早くなることが期待できます。

 軟膏を注入した後、サージカルパックと呼ばれる、歯茎の包帯として使われる薬品を塗って塞ぐこともあります。

 こちらも、35日ごとに様子を見たり軟膏を取り替えたりするために、歯医者の受診が必要です。

 ユージノールセメント

ユージノールセメントというのは、鎮静作用を持つセメントのことで、いわゆる歯の接着に使用されるかためるためのセメントとは少し違います。

 ガーゼや軟膏の方法と似てはいますが、この治療方法は傷口を保護しつつ、傷口の炎症を直接抑える方法です。

 このユージノールセメントを少し緩めに練って、傷口の穴の部分に流し込むと、ユージノールの鎮静作用で痛みが和らぎます。

こちらも、35日おきに消毒やセメントをつめなおす作業が必要です。

 血餅(けっぺい)を再度作らせる

次は、少々強引な方法ですが、もう一度血を出して血餅を作らせる方法です。

具体的には、麻酔をしてから傷口の穴の中にもう一度傷をつけ、出血させて血餅ができるようにします。

 血餅が出来てしまえば、あとは普通の抜歯後の経過と一緒で、歯茎が再生するまで待ちます。

ですが、この方法はあまり積極的には行われていないようです。

 ドライソケットの治療方法については、先生によって考え方が違い、いろいろな方法がとられていますので、もし歯科で治療を受けられる場合は、よく説明を聞いて理解してから治療に臨みたいですね。処置を受けられる場合は、何回か通院することも必要です。

感染症や悪臭などを防ぐため、くれぐれも1回行ったきり、というのは避けてくださいね。