神奈川県川崎市の歯科、イサオ歯科クリニックです。

2017.5.28.

鬱の為にクスリを
10年近く服用しているという患者さんが来院。
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昔同じように開口障害の女性の患者さん。今でも年賀ハガキをいただいておりますが、薬の副作用から自律神経の不調をきたし、開口できにくくなっていました。

 

その方の場合は、自律神経の調節法で問題は解決しました。そして何時ごろから体調をくずしたのですか?という質問から原因を調査して不調の原因がわかったのです。

 

父親への憎しみからでした。その時に話したのは、内観法という感情を変化させる方法でした。

 

今回の患者さんは、入れ歯が合わずに苦しんでいるまだ35才の男性です。

鬱で10年以上薬を服用しているのだとか。

 

そこで、意識についてお話ししたのです。あくまで精神科や心療内科の患者さんを説得するための方便かもしれません。

 

意識というものを例える場合、氷山の話を使います。海から出ている部分が顕在意識で普段感じている部分。しかし氷山の約9割は水面下に存在します。

 

それが潜在意識であり集合無意識という代物です。

 

普段の活動で記憶したこと、或いは忘れてならないことなど様々な事を脳で記憶していきます。中には緊張しなければならない事例も沢山あるはずです。

 

これが潜在意識にたまりすぎると、肉体に症状として出てくるというお話しです。頭を使いすぎて、胃袋が痛くなったり胃腸の調子をおかしくするのはそういうことです。

 

肉体と神経は密接に関係しているのでそういう事が起こります。いわゆる身心相関という訳です。

 

ですから、

潜在意識にたまりにたまった記憶や意識を一度放出させる必要があります。

その方法が座禅であり、瞑想などの方法なのです。実際やってみると無意識にはなれずに次から次へと色々な事が思い浮かんできます。

 

でも数十分或いは数時間すると体から力が抜けてリラックスできていることに気ずくのです。

 

後は、解釈の仕方を変える方法などですか。

肉体もそうですが、精神というか心も疲労しますので、休息の仕方をマスターしないと体調をこわすのです。
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