神奈川県川崎市の歯科、イサオ歯科クリニックです。

2019.8.13(水)


口腔科の医師をめざして
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生涯、修理する必要もなく合わなくなることもない義歯(入れ歯)について

一年半前以上にご家族の紹介で来られた方。

ある程度裕福な家庭であったし、女性であったためかお母さまの判断で歯科の矯正を
10~12歳ぐらいで始める。その後結婚してから又成人矯正をはじめた。

妹さんも矯正治療を受けており奥歯は殆どセラミックを被せています。
矯正をやるときは年齢が重要。(13〜15歳がベスト)

病気に注意。

詳しいことはわからないが、大臼歯は殆ど虫歯から神経を抜きセラミックなどを被せて
あったようです。

その後右下の歯はダメになり、やがて抜歯、歯科のインプラントを2本打ち込む。

その後痛くなり手前の一本は歯周病により除去。

後ろのインプラントも痛みはあるが、除去が難しく放置して柔らかい審美義歯をいれたそうです。

食べずらいという事で当院に来院。

歯周病が酷く入れ歯も作ることができない旨伝え、除去を提案。当方はあまり経験がないので、歯科口腔外科の病院での除去を提案。

しかし、近くの口腔外科に難色を示したために、勉強させていただいている歯科の病院の話をしたところと遠方でも行くというので紹介した。

品川からでも埼玉の田舎ではやはり1時間ぐらいかかるのではないかと思う。

そして、受診したところすぐに除去したほうがいいという判断になり、除去。

その時
受診している患者さんからその病院の話を聞き、その後も受診を決意したそうです。

右下の義歯でしたが、すべての歯の神経の処置のやり直しや歯周病の治療を約1年を費やし、その後やっと義歯(入れ歯)をいれたという次第です。

1.5年後、安い当方でクリーニングをするために来院されたので、話を伺いました。
ブラッシング指導後、ブラシの使い方を徹底的に指導されたが、なかなかO.Kが出ずに腱鞘炎まで併発したとか。

病気を治癒させることこそ、歯科治療成功のカギなのです。

ゆめゆめ早く被せて一丁上がりの大工仕事だけはやるべきではないのです。

どちらにしても悲惨な末路が待っているからです。

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