神奈川県川崎市の歯科、新丸子西口歯科です。
2014.2.2.
下顎の親知らずが痛くてイライラするから直ぐに抜いて欲しいという患者さんが来院されました。
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基本的に炎症が強い場合は麻酔の注射の効果は少なくて、効かずに大変痛みを伴い処置後も熱が出たりして炎症を憎悪してしまうのです。
上顎の歯とか下顎でも前歯ぐらならば注射の効果はでてきます。でも基本的にはあまりそういう時には外科処置はしない方が安全なのです。薬でちらして少し落ち着いてから処置をやるの普通です。
ましてや下顎の親知らずの場合は、殆ど麻酔が効かないので歯科医師は即座に抜くなどはしないものです。ですがわがままですぐにやってくれという方の多いのに閉口いたします。
今回の方も電話で当日抜くことはないとお話していたはずですが、初診で来院された日に抜いてもらうつもりで来ましたと言われたのです。
でもお断りして、レントゲンをとり歯茎の炎症状態を確認して抜歯予約を取ってもらい抜歯いたしました。
ところが当日三日ほど風邪?インフルエンザを引き寝ていたそうで、あまりやりたくない旨をお話したのです。でも時間がないからとせがまれて、下顎の半分麻酔(伝達麻酔という)をやりました。数分後歯肉を差しても痛がらないので抜こうと道具を入れた瞬間に“痛い!”となりました。更に追加の注射をしましたが、炎症を起こしていてまた体調が悪かったとか薬をのんでいたせいかもしれません。
少し時間が経過してもいたがるのです。仕方なく更に歯肉の周りに注射しました。あまり大量の注射は体の細い方とか、弱っている方では治りが悪いのであまりやりたくないのです。
時間ばかり経過しまして、やっとしびれているかと思われたので、抜歯操作に入りました。でもまだ何か感覚が消えていないようで不満げでした。
歯を抜くという感覚は中々正常でも麻酔しにくいのですね。少し我慢してもらいあっさりと抜歯は成功しました。
でも炎症が強い時には抜歯は禁忌だと改めて感じました。
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