神奈川県川崎市の歯科、新丸子西口歯科です。

2014.1.19.

本日近代科学口腔研究会の2014年度の新年講演会が開催されました。
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この研究会を主催しているのは、口腔研クリニックといいまして歯科の病院としては日本でも有数の規模を誇る病院です。

普通に診療時間はありますが、年中無休で全ての急性患者を引き受けていて、当直医もいますので夜間であろうと正月であろうと急性の患者を受け入れているという、かなり珍しい医療機関なのです。

では、急性患者とは?と言えばどんな患者さんかというと、歯が痛いなどと言うものより、交通事故による顔面、特に下顎などの骨折で口が開けられないとか閉じれないなどの本当に病院などと同じ処置をしているのです。


最近では珍しくなりましたが、重篤な口腔の急性炎症、幅広い口腔底の切開を伴うような全身麻酔を必要とするようなものもしているようです。

ここがすごいという理由は大学のような全ての科に分かれて治療していることではなく、全ての歯科医師を全ての治療をできるようにすること。即ち専門分野などなく、口腔科の医師として通常の歯科治療から矯正歯科、更には口腔外科領域、さらにはoral medicineと呼ばれる口腔の病気をすべて治療できる歯科医師を養成する事を使命としていることです。(大体10年以上勤めている歯科医師がいること自体驚きなのですね。)

さらに、虫歯や根管治療、歯周病というありふれていますが開業医では殆ど無視されている病気を完全に治癒させることを目標にしていることです。

残念ながら、医学的治療ができない歯科医院に行きましても虫歯は取り残されていて、又見落とされていて再発することが多いのです。やがて進行して痛くなり神経を取らなくてはならなくなっても、その後の処置も失敗が多いのです。保険請求上でも半分は再治療ですからレベルは低いのです。これは世界中で同じなのです。

昭和29年に東京の私立開成高校を卒業し医学進学過程に合格して医師になるコースを歩んだ先生なのですが、何故か退学してしまったのです。そこで歯科医師の父親から歯科大学に行かなければ学費を支給しないと脅かされ、最も嫌であった(笑い)歯科医師の養成コースを嫌々ながら歩かざるを得なくなったという次第です。その後、大学を主席で卒業したのですが歯科をやる気持ちもなく、モラトリアムとして、口腔外科の大学院に進学したのです。その後ある歯科の教授の勧めでフランスのパリ大学医学部、口腔科に留学してヨーロッパに於ける、口腔科の医師の仕事とそこに集まる、専門学校出身の歯科医師を

見たのです。歯科医師という職業の発祥の地であったフランスでは、歯科医師は専門学校しかなく大学ではなかったのです。ですから、切開はおろか親知らず抜歯の為の歯肉剥離や骨削除などもできない、簡単な歯の歯抜き屋でありその後の入れ歯や差し歯を作る職人仕事しか許されていない実につまらない

仕事だったようです。でも現在の歯科医師にも通じる痛い話でもあるのですね。口腔科の医師というのは、国立の医学部を卒業した医師で、口腔や顔面を含む領域の病気や外傷の治療を専門とする医師なのです。日本では医学部を卒業した医師で口腔外科を専攻した方もかってはいたようです。

でも現在のように医療行為でもない歯科の専門分野が複雑になってくるとその知識と技術も必要となり医学部出の医師ではわからないことだらけで、現在は口腔外科を専攻するのは歯科医師のみなのです。

フランス留学を終えて、さらに先進国と言われるアメリカネブラスカ州立大学の歯学部の補綴科(入れ歯、差し歯を専門とする科)に交換留学して世界最先端と言われるアメリカ歯科医療を体験した先生は、
他の日本人歯学部留学生と違い、新鮮に思えたのは数ヶ月間だけで、その後は失望の方が強くなっていったとか。

補綴科の研修と共に垣間見た歯内療法も驚いたのは最初だけで、その後失望がひどくなっていったようです。それは死んだ歯(無髄歯)の治療の成功率は50%ぐらいで専門医でも100%でないことに失望したようです。

これは当たり前で、金属を被せたりセラミックを被せたあとで痛くなるのはよくあることですし医療行為ができない歯科医師では仕方ないことなのです。

医師として考えるならば、病気が治癒していないのに何か物を被せる事に我慢できなかったようです。そこから100%を目指しての勉強と工夫をし続けたようです。

普通の歯科医院でお目にかかる被せる、詰める、入れ歯などや歯周病の患者さんのレントゲン写真を見せていただきましたが、開業以来の30年〜40年前の方のレントゲン写真でも歯周病はよくなっていて骨も安定していました。当然のことながら被せたものは健全なままで口腔内に存在して機能しているのです。

一度入れた差し歯や金属冠、或いは入れ歯などは取れることもなく機能していて、入れ歯などは修理もなく一生使える、再生は無いとのことでした。差し歯や金属冠などはどこかで破折することもあるのではと思います。それは神経がない歯と生きている歯では耐久性が違うからです。死んでいる歯(無髄歯)は破折しやすいのですね。それにして世界中を見渡してもこのようなコンセプトで口腔科の医師(法的には歯科医師)を養成しようという機関は皆無ではないかと想像しています。

恐るべし!

一番弟子に近い70代の先生のお話では、研修当時いつも言われていたこととは、

1.一分でも、一秒でも患者さんの病気を治癒させなさい!
2.失敗することは、飛行機から落ちることと同じと思いなさい。それくらい真剣に治療しなさい。
3.治療に関しては、解らない時は聞きに来なさい。その前に自分で徹底的に考えてそれから来なさい。

いつもながらすごいお話でした。

歯科医師から口腔科の医師へと進歩ではなく、別の生物のように進化しなくてはならない所以なのです。


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松下勲夫
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