神奈川県川崎市の歯科、新丸子西口歯科です。
2013.11.02.
完全に埋まって見えない横向きの下顎の親知らずの抜歯。やはり大変です。
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なるべく切開せずに抜こうと考えてもやはり見えないことには、なかなか難しいものでした。
それに骨が引っかかりかなり脱臼に苦労いたします。
空腹を紛らわすために朝から夜まで甘いものを舐めていた方です。よる一食の生活とか。
殆どの歯牙は虫歯に罹患し又壊死しており、死んで治療して被せた歯は全て虫歯で崩壊寸前でした。
とりあえずの治療後です。
下顎の親知らずとの境界の歯周病が続いて親知らずの抜歯を勧めていましたが、説得に応ずること2年を費やした方です。写真右下の横向きの埋伏している親知らずです。
縫合はしていません。極力切開と骨削除はいたしておりません。ただ約30分と通常の数倍の時間がかかりました。残念です。
根先端が曲がっていたのと舌則の骨が邪魔になっていたようで舌側から力を加えると脱臼いたしました。
麻酔が切れた頃電話しましたが痛みも腫れもないそうです。とにかく骨を削らないこと歯肉剥離はなるべく少なくということでしょうか。
術前も術後もホメオパシーremedyを処方いたしました。