神奈川県川崎市の歯科、新丸子西口歯科です。
2013.9.19.
続3・歯科医と口腔科医の違い?
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歯科医師は何かお口の中に物を入れる人というイメージ。では口腔科医の医師のイメージとは?
医師であるならば、病気を治すというのが仕事なのですから病気を治してそれ以降のことにはあまり関与しないということです。
ある方の症例です。
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下顎の横向きの親知らずの抜歯は、どこの歯科医院でも嫌がる処置です。勤務医になりましてこの抜歯が一番の恐怖の時間でした。
教科書通りに歯肉を切り裂き骨を削り、歯を露出させてから親知らずを分割して頭の部分を除去した後に残りの埋まっている部分(根っこ)の部分を除去するというのが
通法でした。ただ抜けないこともあり冷や汗の連続出会ったことを覚えています。
そのような悪戦苦闘の時にある歯科商業雑誌に掲載されていた論文に我が目を奪われたことがあります。
その論文とは、普通1〜2時間もかかるであろう難しい親知らずの抜歯を数分で行い、歯肉も骨も削らずに親知らずを抜けるという論文でした。
その後そのことも忘れてひたすら歯医者での差し歯や入れ歯を入れる日々が続いていたのです。開業後も親知らずの抜歯だけは嫌なことの一つでした。
そこで意を決して著者が開催している勉強会に参加したのが平成8年頃でした。でも期待とは異なり何かを質問して答えてくれるような会ではなく、ただひたすら議論ばかりで二日間も過ぎていくような会で正直がっかりしたことを覚えています。
研修しないと上手くならないということでしたが、月一でも参加するのも大変で他の勉強会もありだんだんいけなくなり勉強は会の過去の雑誌をひたすら読んだり著作の本を読み、ひたすら考える日々でした。
会に参加する時間もお金も乏しくなり他の方法はないのです。それでも考えてやり続けていくとだんだんうまくなって行くのを感じております。考えるしかないのですね。
抜歯後何故時間がかかったのか、どうしたらよかったのか抜歯の後に必ず考えることにしたのです。これがよかったようです。
どしたら、痛くなく早く抜けるのか?考え続けることこそ上達の極意のような気が致しております。
![37b1da14-s[1]](https://livedoor.blogimg.jp/netdental/imgs/a/b/abee6e18.jpg)
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2013.9.19.
続3・歯科医と口腔科医の違い?
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歯科医師は何かお口の中に物を入れる人というイメージ。では口腔科医の医師のイメージとは?
医師であるならば、病気を治すというのが仕事なのですから病気を治してそれ以降のことにはあまり関与しないということです。
ある方の症例です。
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下顎の横向きの親知らずの抜歯は、どこの歯科医院でも嫌がる処置です。勤務医になりましてこの抜歯が一番の恐怖の時間でした。
教科書通りに歯肉を切り裂き骨を削り、歯を露出させてから親知らずを分割して頭の部分を除去した後に残りの埋まっている部分(根っこ)の部分を除去するというのが
通法でした。ただ抜けないこともあり冷や汗の連続出会ったことを覚えています。
そのような悪戦苦闘の時にある歯科商業雑誌に掲載されていた論文に我が目を奪われたことがあります。
その論文とは、普通1〜2時間もかかるであろう難しい親知らずの抜歯を数分で行い、歯肉も骨も削らずに親知らずを抜けるという論文でした。
その後そのことも忘れてひたすら歯医者での差し歯や入れ歯を入れる日々が続いていたのです。開業後も親知らずの抜歯だけは嫌なことの一つでした。
そこで意を決して著者が開催している勉強会に参加したのが平成8年頃でした。でも期待とは異なり何かを質問して答えてくれるような会ではなく、ただひたすら議論ばかりで二日間も過ぎていくような会で正直がっかりしたことを覚えています。
研修しないと上手くならないということでしたが、月一でも参加するのも大変で他の勉強会もありだんだんいけなくなり勉強は会の過去の雑誌をひたすら読んだり著作の本を読み、ひたすら考える日々でした。
会に参加する時間もお金も乏しくなり他の方法はないのです。それでも考えてやり続けていくとだんだんうまくなって行くのを感じております。考えるしかないのですね。
抜歯後何故時間がかかったのか、どうしたらよかったのか抜歯の後に必ず考えることにしたのです。これがよかったようです。
どしたら、痛くなく早く抜けるのか?考え続けることこそ上達の極意のような気が致しております。
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