神奈川県川崎市の歯科、新丸子西口歯科です。

2013.2.5.
保険治療の意味とは、手抜きか治療の意味を知らない歯科医師の作業か?

保険治療とは、本当に医療行為をやることなのか?と思える事が多々あります。

これは歯科医師だけの問題ではなく日本の保険医の全てに関わる問題なのです。病気は治らないようにされているとしか思えないのです。

歯科だけではなく、医科でも似たようなことがあります。例えば、整形外科領域で言えば、脊椎の周りの痛みなど(首、腰、お尻付近)を、何か特別な病気でもなく痛みが生じている場合など、レントゲンを取る必要はないのにレントゲンをとるのも無駄ですが、採算に合わないのでとりあえずは取るようです。私の場合首のレントゲンを8枚、それとMRIもとりましたが、問診の時間は1分で薬の投薬のみでした。腰のレントゲン写真の放射線被曝量は、胸の写真に換算すると150回分に相当し、四方向から撮影した場合、

女性の場合卵巣への被爆線量は、6年間毎日、装置によっては98年間毎日、胸のレントゲン写真を撮った被爆線量に相当するのです。空(そら)恐ろしい事実なのです。そして我が国の発がん率が突出して高い事が報告されています。

又、そのような危ない疾患がないにもかかわらずに存在する脊椎の痛みに対する治療として整体とか整骨、鍼灸、代替医療が効果があるという科学的根拠はないのです。私もしばらくよほどの事がない限り首や腰のレントゲンは撮りたくなくなりました。それにしても保険も効かない高価な治療も随分やりました。あれは何だったのでしょうか。情けなくなります。

今の保険診療というのは、何のためにあるのか存在意義を再考しなくてはならないのではないかと思われた事実です。治ろうが治るまいが検査や処置をすれば支払い(安いと思います)するという、病気を治す事に焦点を合わせてないシステムにあるのではないかと思えるのです。

歯が痛いと来院されました。

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左下の奥から三番目の歯ですが、二番めの歯との間がものすごい虫歯で、歯髄炎を起こしています。仕方なく神経を抜かざるをえませんでした。処置後治療が終わり残りの金属をはずすと、案の定虫歯の取残しです。隣の歯も虫歯なのに治療した形跡はありません。

初期の虫歯も分からず、又虫歯を完全に取れない歯科医師がいることはもはや常識です。私の経験で言えば、学生時代も勤務医の時も虫歯の取り方など習ったことがないのです。先輩の治療後の患者をみて虫歯がとれていないと認識したのは、医療法人渋谷病院の飯塚哲夫先生の著書を見て理解したのですから。そして言われたように染色して調べることを日課としてから、虫歯という“バイキンがあまり取れていないことを理解してきたのです。ですが、時間かかることこの上ないのです。

おそらく一時間で数人の虫歯の治療を行っているところでは、取れていないか雑な代物が入っているかのどちらかだと思います。又、歯周病の治療をしないでやるところが多いので、出血が多く殆ど確実な接着ができずに又虫歯になりやすいのです。“金属などは隙間だらけ”となります。

即ち、大学で習うのは削り方とか歯の動かし方とか入れ歯の作り方のみで、病気である虫歯の取り方や神経の処置の仕方など、医学的行為の練習などしたことがなかったのです。

実に雑な教育なのです。だから歯大工の教育が歯学部の教育なのであり、医学教育とは無縁なのですね。歯科医師がどんなに増えてもお口の中の病気が良くならない理由がここに存在します。

左上が痛いと言われて調べてみると、またまた虫歯が残ったままレジンが詰めてあり取れかけていました。痛いはずです。神経を損傷しないようにイチかバチか注射もせずに時間をかけて、とれるだけバイキンをとり消毒してアルカリ性のセメントを装着して虫歯が死ぬことを期待し、そして神経が生き残ることを
期待してレジンの埋め込みが終了いたしました。時間は約一時間以上。

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取れかけたレジン、下にはバイキンが沢山存在します。
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レジンの下には沢山の虫歯というバイキンが存在しました。
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あまり磨けていないので歯茎からの出血がひどくキチンと埋めることすらできないのです。
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一応治療は終了して経過待ちです。

左上も右下もマトモな治療ではありません。何よりブラッシング指導や歯周病の治療などはしていないようです。病気が治るわけがありあません。

理由は患者が多くほとんど20分以内という時間での治療であり、ブラッシング指導など経営的に不採算の部分は無視せざるをえない現状があります。

これでも保険治療で病気が治ると思われますか?私はかような病気が治らない治療などやる気はないのです。どんなに苦しくてもやる気はないのです。もしそれでも保険にこだわられるのならば健康をないがしろにしているとしか思えないのです。

ですから苦しくてもブラシの使い方を覚え予防いたしましょう。これが一番安い方法なのですね。

「口の中の病気を治し、病気を興さない医療を目指します。」

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