神奈川県川崎市の歯科、新丸子西口歯科です。


2012.7.7.
ある記事よりの転載です。
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歯周病で口腔内HPV、頭頸部がんリスク

 歯周病によってヒトパピローマウイルス(HPV)が口腔(こうくう)内感染しやすくなり、頭頸部のがんを引き起こしているという研究が発表された。

 米国医師会雑誌の耳鼻咽喉科−頭頸部外科専門誌(電子版)に掲載された研究は、がん患者124人を対象に実施され、40%の患者の腫瘍でHPV株に対して陽性反応が出た。

 男性の10%、女性の3.6%が口からHPV感染。1月発行の米国医師会雑誌には、HPVは性交渉を通じて菌が伝染することが多く、がんにつながることもあると報告されている。

 研究の著者は新たな研究結果を踏まえて、口腔内感染を減らすためには歯周病の治療が重要となることを医師や歯科医に訴えた。

 「HPVが引き起こすがんへの認知度は高まってきたが、歯の治療に対しても注視すべきであることが分かった」とデニス・クラウス氏は指摘する。クラウス氏はニューヨークのレノックス・ヒル病院で頭頸部腫瘍学のディレクターを務めており、研究には参加していない。「歯周病がHPVに対して感染しやすい環境となる理由は不明だ」とクラウス氏は述べつつ、口内の細菌による作用か、何らかの免疫反応ではないかと推測する。

 米疾病予防センター(CDC)によると、HPVは性行為によって感染する代表的なウイルスであり、アメリカでは人口の半数程度が一生のうちにHPVに感染するという。そして、子宮頸、外陰、膣、陰茎、肛門がんの原因としても知られている。医薬品大手、独メルクのガーダシル、英グラクソ・スミスクラインのサーバリックスといったワクチンは性器型HPVをターゲットにしており、口腔内感染の予防に効果を発揮するかは分かっていない。

 口腔咽頭がん患者の65%がHPV陽性だったのに対し、口腔がん患者は29%、喉頭がん患者は21%だった。HPVに陽性反応を示した患者ほど、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)の減少率が高いことが分かった。歯槽骨1ミリ減につき、HPV陽性反応のリスクは2.6倍ずつ高まっていく。

 研究のリーダーで、ニューヨーク州立大学バッファロー校のミネ・テザル助教授は「歯周病を抱えている人は、治療を受けて口腔衛生を良好に保つ必要がある」との見解を示した。「単純に思える予防や治療こそが、口腔内HPV感染のリスク、潜伏期間の縮小につながる」のだ。(ブルームバーグ Nicole Ostrow)


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