神奈川県川崎市の歯科、新丸子西口歯科です。
歯医者とは何者なのか?No,6
病気を治すという発想がなければいけないのですが、歯科医は、その成立から何かお口にものを入れる事を生業としていた為に、問題を起こしている患者さんが来院すると、自分のできる範囲でなんとかしようとする癖があるように見受けられます。
特に顎関節症について言えばそれが顕著のような気がします。
しかし、身近な虫歯や歯周病、神経の処置、矯正歯科、審美歯科という面においても医療という側面から考えると、問題を起こす可能性が高いという認識がたりないのではという気が常にいたします。
簡単に言えば、歯を触り何か操作することは、外科的な破壊行為に近いことですから常に破壊と隣り合わせという認識を持ち、美容をやるにしても破壊行為と医療行為を天秤にかけて外傷を最小限にすくなくするように
しないといけません。
あまりにも簡単に歯を削り綺麗にしたと勘違いしているのではないかと思える患者さんを相当見受けます。
残念です。削ると元に戻らないのですから。
ただ、ばい菌の塊である虫歯は徹底的に取らないとアウトです。そこで患者さんから削らないでと言われても妥協してはいけないのです。
痛くしてはいけないのですが、ばい菌を採る時うまく採らなければなりません。でも取り残しはもっと怖いのです。
そして時間がかかり現行の保険制度では全く評価されず不採算な部分なのです。一人当たり1時間以上かかりますし、それからうまく詰めたとしても検査、治療となると1時間以上かかり本当に不採算なのです。
病気を治し二度と悪くならないようにするには、時間がかかり現行の保険制度の評価では採算が合わないことを御理解ください。
金歯だからとか、セラミックだからとかいう理由で値段が高くなることには何か大工的性(さが)を感じるのです。
例えば、一本歯を失い食べにくいということであれば、どうするかと言うと
一般的には、両隣の歯牙を削るという選択肢があります。
しかし、これもよく考えないといけません。噛みわせをみて本当に問題なければ、残りの歯の移動が少ないと思われる場合は何もしないこともあるのです。
ただ、食べ物が詰まり何とかしたいということであればつなぐことも考慮にいれます。
良く最近はやっているインプラントという人工の金属を顎の中に入れることを薦められることが多いようですが、その怖さを歯科医師も患者もまだ理解できていないのです。
まず、インプラントをやり始めるとすべてとは思いませんが、歯科医師の頭の中は残せる歯に対して消極的な態度になりやすいのです。
特に保険でやる場合、あの以上に安い値段で営々と治療を繰り返すという事は、経営的にはとても我慢を強いることとなります。
だからか、患者さんの話を聞くと難しそうな歯の治療は抜歯で、そのあとはインプラントを薦められたという方が多いように思います。
インプラントは簡単ですが、歯を残すのは難しいのです。
保険の歯を残す治療は数千円
インプラントをすれば数十万円
どちらに気持ちが傾きやすいか・・・・・・・
下記の患者さんで説明します。
一本の歯が駄目で抜歯になりました。インプラントかブリッジか迷いあちこちで情報収集、値段の関係でインプラントをあきらめたようです。
ただ、別の歯を削るブリッジに対しては否定的でした。態度が変わッたのはインプラントの値段が高かったからでしょう。医学的意味でないようです。
糸切り歯を少々削りましたが、殆ど無償に近い形です。
普通は殆どわかりません。
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インプラントとは、歯の代わりにしていますが、歯ではありません。清潔な棘(とげ)というべき代物です。
歯は、”歯根膜という柔らかい神経を伴う靭帯”に囲まれています。それが骨にくっついているのです。
ですからイメージとしては、割れないように発泡スチロールに囲まれた卵のようなものが歯です。
矯正治療と言って歯に力を加えると歯が動くのは、、”歯根膜という柔らかい神経を伴う靭帯”が骨を溶かし、また骨を作るから動くのです。
歯はコスレテ減りますし歯の間も削れますから常に前へ、そして上の歯や下へ下の歯は上へと動こうとします。それで減った歯の隙間を埋め続けて問題が起こらないようにしています。
ですから動かない棘(とげ)であるインプラントが口の中に入った場合、周りの歯と違い動かない為に強く当たったり、隙間ができたりします。
常に調整と監視が必要となります。
又歯と同じようにそしてそれ以上に歯周病になりやすいのですよ!
インプラント発祥の地スウェーデン、チタンを開発したブローネンマルクという世界最古のインプラント研究所でも、かなりの数で失敗しているのが
統計上存在するのですが、それを公表している方は少ないようですね。
何故なんでしょうか。
次に虫歯の取り残しについて説明致します。
微妙な痛みで来られました。でもすぐ判らずレントゲンを撮りましたが、ハッキリしません。注意深く調べてみるとやはりおかしいのです。棘のある金属で調べてみると、セトモノと歯の境目がおかしいのです。少しセトモノが浮いている状態でした。
ピンと来て探してみるとやはりセトモノが動いていました。歯とセトモノの間に隙間があるのですね。風をあてると飛び上るほどでした。
慢性の虫歯から歯髄炎を起こしていると判断し神経を取るつもりで処置いたしました。
はずした所です。虫歯でボロボロです、痛いはずです。
最初から削ってセトモノを入れるべきだったのか、もう少し考えてやるべきだったのではと思います。
又虫歯を取り残していればこのように悲惨なことになります。
医師としての考察がすくないのではと落胆した次第です。
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